専門家の”乱立”は、単価が下がるとは限らない

専門家の乱立は単価が下がるとは限らない 未分類

情報発信やコンテンツビジネスに参入する人が増えた結果、専門家として発信する人も増えてます。
経済の理論上は「儲からない」にいくんですが、
戦術次第では、そうとも限らないんじゃないか。と感じてることを、ブログでまとめました。

経済の鉄則:需要と供給の関係(すぐにわかりやすく解説します)

これはビジネスというか経済の鉄則なんですが、

どんなビジネスでも需要と供給の立場があり、

需要変わらず供給が増えると、単価は下がり
供給変わらず需要が増えると、単価は上がります。

ちょっと難しいので、解説すると、

需要とは、欲しーと思うこと
供給は、商品やサービスを提供すること です。

クリスマスを例にすると、

供給が増える状態、ってのは クリスマスを過ぎた後のケーキ。
賞味期限もあるんですが、クリスマスを過ぎると、

一気に値段が下がります。中には半額、みたいなケースも。

一方で、

需要が増える状態、ってのは クリスマス前から当日のケーキ。

普段より高いでしょ!と思うけど、
クリスマスにケーキを食べたい人が増えるから、
ちょっとは高くても、みんな買います。

需要が増える状態、ってのは他にも、
・年末年始の移動手段(飛行機、新幹線)や、宿泊施設
・テーマパーク内の自販機

これらは、日常生活の時より、値段が上がります。
高くても欲しいが上回るので買います。

これ以外にも、事例はたくさんあります。

発信者が増える=供給が増える

経済の話を念頭に置いて、次を見て欲しいんですが、

日本では副業が許可される機会の増加や、
賃金上昇以上に物価が上がってるので、

情報発信やコンテンツを使ったビジネスに
取り組む人が増えています。

コンテンツプラットフォームのnote 社の記事だと、
noteで収益を上げている人(図ではクリエイターと表現)は、

2014年前が0.2万人だったのが、
2024年に 15.5万人に急増です。約30倍です。

(note 記事(2024/4/15)より引用 https://note.jp/n/n131d989e370e

他のプラットフォームでの発信者も増えてますので、
増加の割合はもっと多いでしょう。

となると、さっきの経済の理論を例にすると、

発信者=供給が増える
→ 今後は単価が下がる
→ 儲かりづらくなる というのが想定されます

さらに、「〇〇の専門家」のポジションだと、
これまでは絞れていたので一択でよかった市場が、

複数人登場する=供給が増える

ので、更に競争が厳しくなり、結果的に強い人だけが生き残る。
みたいな市場になるのでは。とも予想できます。

新たな流れ:”総合芸術性”

上記に気づいた人の中では、「総合芸術性」を強みとして発信をする人が出てきました。

これは単に一つの分野に特化するのではなく、
幅広い知識やスキル、
そして独自の感性を掛け合わせ、
創造的な価値を生み出す能力を指します。

ビジネスでは、どの業界でも起こる流れ

この流れって、情報発信やコンテンツビジネスでは
新たな流れかもしれませんが、いろんな分野では起こってる流れであり、

数年単位で優先度が変わるような流れです。
つまり、ファッションと同じ。流行ともいえます。

たとえば、

企業のコンサルティング業界では、

かつては経営戦略のみを専門であればよかったので、1人のコンサルタントがで
よかったのですが、

今ではDX(デジタルトランスフォーメーション)、環境問題、組織文化など、
お金に直接つながらないような指標での企業評価ができるよう、

多岐にわたる分野をカバーできるコンサルタントが求められており、
1人だけの対応では困難なので、
1つのチームを組んで複数の専門家が対応する、みたいな対応するケースも増えてます。

企業は特定の分野に特化したプロフェッショナルに加え、
幅広い知識を持ち、複数の視点から問題を捉えられる
「総合的な視点」を持った人材を求めている、とも言えます。

もう一つ例を挙げると、

企業の新卒採用は、ジョブ型、と言われる採用形態での採用が
徐々に増えてます。

これまでは一括で新卒採用して、各部署に配属し、数年かけて転勤や部署異動を通じながら
ゼネラリスト(広い知識をある程度のレベルで知ってる)
な人を作る動きだったのが、

特定の仕事=ジョブを専門についてもらうことを前提に採用する(これがジョブ型)
会社が増えてます。

違いは、給料に現れます。はじめから専門家としての採用なので、
一括採用での採用者よりはるかに高額な給料設定です。
入社数年で年収1000万円、みたいなケースもあります。

これは、企業が専門家を求めており、その専門技術を使って
社内を変えて欲しい。社外向けサービスのリリースを早くしたい。
な意思の表れです。

供給が多い時代を生き抜くために意識すべきは、たった1つ

ビジネスで起こりうる流行に、どう乗るか。

と聞かれても、正直どっちも正解になり得ますし、不正解になり得ます。

なぜか。流行に乗った方が、一時期の売上は増えますが、

流行はいつか終わります。

終わったあとを考えずにビジネスするのは、息詰まることが
見えてます。

そこで次の流行に乗っかるのも1つではありますが、

発信内容がかわります。

このリスクを受け入れられるか。
ブランディングを変える、あるいはディスブランディングになる。
これが受け入れられるか?って、私にはちょっと難しいです。

流行にのるというより、私が推したいのが、

「あなたを選ぶ理由」を明確にすること。

ここがますます重要になってきています。

これまでの人生では、
親や親戚、そして先生から学ぶことで成長してきました。

そして、教わることに慣れてしまい、誰を選ぶのか、という
選択は、基本的にしてきてません。

そんな中、選ばれる必要があるんです。
具体的にいうと、

「なぜ、あなたから学ぶべきなのか?」
「なぜ、あなたに依頼するべきなのか?」

この質問に明確に答えられなければ、選ばれることはありません。

その答えの根拠になるのが、冒頭挙げた

  1. 専門的な強み: 特定の分野で圧倒的な知識やスキルを持っている。
  2. 総合芸術性: 幅広い知識やスキル、独自の感性を掛け合わせ、創造的な価値を生み出せる。

にすぎません。

専門性 vs 総合芸術性 の二項対立 を超える強みを得る

2つある、わかると人は、
 専門的な強みと、総合芸術性 どっちがいいのか

と二者択一をしたくなります。

でも、この二つは対立するものではなく、

「総合芸術性を発揮できるプロフェッショナル」になるのが、

流行に流されない、今後のビジネスで求められている人になれます

具体的には、

  1. 特定の分野で圧倒的な専門知識を持つ
  2. 幅広い知識やスキルを身につける
  3. 独自の感性や創造性を磨く

この3つの要素を持つこと。

ちょっと話それますが、

この人材、
企業から見てものどから手が出るほど欲しいスキルを持ってる

って気づけましたか?

つまり、企業とビジネスができる、例えば企業コンサルを受託できる。

みたいなビジネスの拡大の可能性を広げることにもつながります。

国内での人口は減っていくのですから、
対個人ではなく、対企業とも契約できるスキルを得る。

それができれば「個人向け」という需要からさらに大きな需要の中で
ビジネスできる、つまり、売上が上がる可能性が高まります。

なので、目指さない理由はないんじゃないかな。ってのが私の意見です

具体的にどうするか

「じゃあ、具体的にどうすればいいの?何からやればいいの?」を解説します。

結論:初心者であれば、専門家として認知されることを狙う。です。

なぜなら、これから新たなことをはじめるのであれば、
特定の専門家になる。のほうが知るべき知識は絞られます。

既に何かの強みがあるのであれば別ですが、

特に何もない、これから強みを作り出したい。のであれば

Webを使った発信では必ず必要になるライティング技術を学ぶのが
よいと感じてます。

私の経験上から、ライティング技術を知ることで
情報発信だけではなく、
 ・Webライターとしての収入
 ・企業の担当者を惹きつけるライティングができたことで
  短時間のスポットコンサル成約に結びついたり、

収入の幅を得られる幅が広がるからです。

ライティング、と言っても幅が広いので、

・業種特化型
・目的別

とかで絞っていくことで、自分の経験などと絡めながら
ポジションをさがすことが可能です。

あるいは、

ライティングと別のスキルとのかけ算、たとえば

ライティング✕心理学
ライティング✕マーケティング のように

することで、どんどんと価値も高まりますし
専門家としてのポジションも絞られていきます。

もしどんなターゲットを狙うといいのか、
が分からない場合は

ご相談ください。
強みを伺いながら、一緒に考えることも可能です。

ーー
最後、簡単に自己紹介させてください。

どこにでもいる凡人の中間管理職サラリーマンが
「サラリーマンの終着が定年退職なんて、
 このままじゃ、人生詰んでしまう…」と気づけたことで

・副業を始めた経緯やストーリー・収益方法
・SNSを通じたWebマーケティング
・サラリーマンのマインドを”ぶち壊す” 必要性やその方法

を中心に発信しています。

「収入を得る方法は、
サラリーマンやバイト・パートだけじゃない。
他にも選択肢あるんだよ。」

「カラダがまだ動くうちに、色々試したがよくない?」

と気づいて、最後人生がおもろかったな。
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