「ゴディバの羊羹」から考えるマーケティング

ゴディバの羊羹 未分類

上記の画像は、先日、ふらっと立ち寄った百貨店で5分後に購入した一品です。

ゴディバの羊羹(ようかん)。

ニセモノじゃないですよ。
ほんとに、

高級チョコレートブランドとして世界的に知られるゴディバが、
期間限定で
羊羹を売ってんたんです。

しかも、羊羹だけでなく、ゼリーも。

アマゾンでも売ってるので、「うそくさい」と
感じた方は、ぜひ確認してほしいです。

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ゴディバは1926年にベルギーで創業以来、高品質で贅沢なチョコレートの代名詞。
ではないでしょうか。

もらうと、誰もがうれしい。

スーパーの板チョコよりかは断然に単価が高い。

そんなゴディバが持つ「ブランド」の価値。
以下のようなものでしょうか。

贅沢な体験
商品自体だけでなく、パッケージングやショップの雰囲気まで、
全てが贅沢な体験を「演出」している。

グローバルブランド
世界中で認知され、各国の文化に合わせた展開を行っている。

ギフト市場でのプレゼンス
特別な日やお祝いの贈り物として、高い支持を得ている。

そんなゴディバが、別の商品として日本での販売を決めたのが、
羊羹に代表される和菓子。

ゴディバが羊羹を選んだ理由を考えると、以下かな。

日本市場にもっと入り込みたい
日本の伝統的な和菓子を取り入れることで、日本市場に入り込む商品を
トライしている(だから、期間限定)

プレミアム和菓子市場の開拓
高級チョコレートブランドとしての地位を活かし、「プレミアム和菓子」の
市場セグメントを開拓したい

季節性と希少性の両立
チョコレートは夏は解けちゃうので売れ行きが下がる。
夏の売上を上げるべく、夏らしいお菓子=日本の和菓子を選択。

さらに、チョコと和菓子のギャップ + 期間限定による
希少性の演出

特に「季節性と希少性の両立」に私はとても注目しました。

なぜなら、ゴディバというブランドだから希少性が高まります。

購入する側からすると、
次のような点を想像します。

チョコレート製造で培った品質管理と職人技を羊羹製造に応用すると、
どんな味になるんだろう?想像できない (クオリティの転用)

パッケージはチョコレート製品同様の贅沢感なのに
中身は羊羹。贅沢な羊羹なんだなきっと (贅沢感の演出)


実際に食べてみました。

味はチョコレートなんです。でも、
触感は羊羹。しかも舌ざわりがとても滑らか。
高級な羊羹と同じ。
(お手頃価格な羊羹とは、明らかに違う舌ざわり)

ブランドの羊羹だから、というバイアスがかかってたかも
しれないんですが、

少なくとも食後は満足満足。

「ゴディバの羊羹」からの学び

ゴディバの羊羹が持つ価値を売る立場から見ると、いろんな作戦が
詰まってるな。と気づいたんです。一例ですが、

・日本市場を開拓するために選択したのが、昔からある羊羹
・夏の暑さで売上が下がるチョコレート。
 逆に夏に売れる製品を選択。
・自社技術と親和性のある商品を作成
・大規模に広告を打たず、ファンや口コミでの広がりに期待する、
 ハイブランドだからできる戦略
・広告費用もミニマムで済む。

きっと、羊羹は日本でしか売らないでしょう。
羊羹の存在と歴史を知る日本だからこそ、ゴディバ×羊羹の “かけ算”は

うまくいった例でしょう。

ゴディバ×歴史
ゴディバ×伝統

と言ったがいいかもしれません。

海外でなじみがない羊羹は、日本でしか味わえない、いわば”珍味”

ゴディバ×珍味

は、ブランドを保てないです。
だから、羊羹は日本でしか売らないのでは。と

もし、海外でゴディバが羊羹を売り出したよーって記事をご覧になった方が
いたら、教えていただけるとうれしいです。

上記、書き換えます笑

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社畜のように働いてた私が、40代で副業を経験する中で気づいた、

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