こんにちは。けんです。
このブログを参照いただいてるのは、サラリーマンで日々家族のため、自分の夢に向かって頑張ってる人ではないでしょうか。
あるいは、サラリーマン生活に面白味を感じてないけど、やめられずに仕方なく続けてる人かもしれないですね。
恐らく、どの人もサラリーマンを続けてるのは「安定」を感じてるからではないでしょうか。
企業がいろんなリスクをとってくれるので、
*毎月給料はもらえるし、
*業績によってはボーナスももらえる。
*家族が暮らせるし、場合によっては福利厚生でも充実してたりもする
でも、2023年くらいから目に見えて物価が高くなり、
数十年ぶりのインフレ状態な世のなか。
そんな中、企業勤めによる給料に頼り切るのが「安定」でしょうか。
物価上昇を補う給料を上げることができる企業はほんの一部。
転職で物価上昇を補う給料アップを狙えるのもほんの一部。
特に50代を超えると、スキルと経験が伴わないと
ほぼ無理ゲー状態では。
となれば、今の給料 + 物価上昇分を稼ぐ が現実解であり、
安定します。
これは、経済学の理論でもスジが通っていて。
「バーベル理論」って言われてる考え方です。
バーベル理論:リスクと機会のバランスを取る戦略
バーベル理論って、何?
バーベル理論は、投資家で統計学者のナシーム・ニコラス・タレブが提唱した概念です。この理論は、極端に安全な選択肢と極端にリスクの高い選択肢を組み合わせることで、全体的なリスクを最小化しながら、潜在的な利益を最大化する方法を示しています。
というのだそうです。
バーベルの形状にちなんで名付けられバーベル理論は、
投資の分野や、ビジネス戦略、製品開発、マーケティングなどで使われます。
基本的な考え方:
大きな考え方としては、以下です。
- 資産や戦略を、極めて安全なものと極めてリスクの高いものに二分する
- 中間的なリスクを避け、両極端に集中する
- 安全な部分で損失を最小限に抑えつつ、リスクの高い部分で大きな利益を狙う
上記でいう、
極めて安全なもの:企業からの給料
極めてリスクの高いもの:副業による収入 です。
給料で一定額を毎月うけとりつつ、副業で稼げるようになる。
もしかしたら、副業の内容によっては、本業を超えるほどに稼げる可能性もあります。
もちろん、簡単に稼げるなんてことはないでしょうが、
取り組む内容によっては、月100万円をかせいだりできる業務に化ける可能性も。
もしそうなって、かつ、安定できるのであれば、
きわめて安全なもの:副業
になったりするかもしれません。
上記のメリットは、
もし、副業でゼロでも、本業による収入があるから
生活自体を大きく変える必要がありません。
稼げるようになった後で、生活を変えればいいですし、
もし、選択した副業で思うように稼げなかったら、
別の副業に乗り換えればいいんです。
安全な部分があることで、リスクの高い挑戦に対する心理的なプレッシャーを軽減できます。
いわゆる、「心理的安全性が高い状態」でチャレンジができます。
世の中の「バーベル理論」の具体事例
冒頭で、
「投資の分野や、ビジネス戦略、製品開発、マーケティングなどで使われます。」
と伝えましたが、
具体的にどう使われてるのか、いくつか事例を挙げます。
a) アップルの製品戦略:
- 安全側:iPhoneやMacなどの主力製品
- リスク側:Apple WatchやAirPodsなどの新カテゴリー製品
b) アマゾンのビジネスモデル:
- 安全側:オンライン小売事業
- リスク側:AWSなどのクラウドサービス
c) ユニクロの商品展開:
- 安全側:ベーシックな定番商品
- リスク側:有名デザイナーとのコラボレーション商品
d) ネットフリックスのコンテンツ戦略:
- 安全側:人気のある既存のTV番組や映画
- リスク側:オリジナルコンテンツの制作
e) コカ・コーラの製品ライン:
- 安全側:伝統的なコカ・コーラ。みんながコーラ、といえば思い出すあの製品です
- リスク側:新しい味や健康志向の飲料
バーベル理論は、完璧とは言えない面もある
最強の理論のように感じるバーベル理論。
最強なんですが、安定側とリスク側の分類に、いくつか注意が必要な点があるんです。
リスク評価の重要性:
「リスクが高い」の程度には注意が必要です。
法律を犯すようなもの、
人をだますようなもの、
など、人を傷つけるようなリスクを選択するのは、一時期では稼ぎに
直接つながるかもしれないですが、
そんな商売、長くは続きません。
困りごとの解決。お悩み事の解決。
それがビジネスの原則です。
悩み事を増やすのは、ビジネスじゃありません。
どこかで破綻します。
定期的な見直しが必要
副業で稼げる額が変わってきたり、サラリーマン本業の業務内容がかわったりするので
一生安泰、ではないです。
高頻度ではなくていいので、
*安定とリスク、の位置づけは変わってないか
*リスク、はほんとうに期待どおりかそれ以上の収入が得られそうか
な見直しが必要です。
例えば、副業とひとくくりにしても、いろんな職種があります。
コンテンツビジネスなどの形がない商品を扱うビジネスもあれば、
せどりや転売など、物品を取り扱うビジネスもあります。
本業に加えて、農業をなさっている人もいます。
いま、選択している副業を続けることのメリットや、
目指したい生活に到達できるのか?
について、私は毎月の月末に自問してます。
ダメだ、と思ったら諦める。
走することで、別のことに取り組める時間ができます。
やっぱり時間がないと、量がついてきません。
経験値が浅いうちは、量を増やし、経験値をつけてレベルアップを図る。
これが遠回りのようで近道だと思うんです。
まとめ
副業、よくないですか?
もし副業に興味をもってくれたなら、このブログを書いた意味がありました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
一歩、人生の安定に近づけたんじゃないでしょうか。
とはいえ、どうやって副業したらいいの?と思った方がいましたら、
けん までおしらせください。
いちばんいい方法をご提案しますね。
上記のお悩みや感想などあれば、
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お知らせいただけると、とてもうれしいです。
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